日産のアリア、トヨタのbZ4Xやスバルのソルテラなど続々と日本車も電気自動車を販売しているなかで、次の乗り換えとして電気自動車を候補と考えている方も多いのではないでしょうか。
欧州に比べて日本は自動車の電動化がまだまだ進んでいませんが、日本政府は2021年1月に「2035年までに新車販売で電動車100%を実現する」と宣言しています。
電動車のなかにはいわゆるハイブリッド車も含まれますが、今後日本でも電気自動車の普及が増々進んでいくのは間違いないと思います。
今回は、2022年大注目日本で販売予定の欧州ドイツのVW(フォルクスワーゲン)ID.4について今わかっている情報と今後の予測も含めてご紹介させていただきます。
・「ID.4 Lite Launch Edition」:499万円~
・「ID.4 Pro Launch Edition」:636万5000円~
ID.4(アイディーフォー)とは
VWの日本法人が2022年1月の会見で2022年中に導入すると発表した、日本市場へ初投入する完全電気自動車(BEV)です。
電気自動車独自のMEBプラットフォームを採用しており、ホイールベースを長く取ることが可能になり車内空間をとても広くとれる設計となっています。
兄弟社といわれているのが同じVWグループが2022年秋以降に販売を予定しているAudi(アウディ)のQ4 e-tronです。
同じMEBプラットフォームを採用しており、エクステリアやインテリアに違いはありますが車内空間の広さや航続距離などは似た設計になっています。
ID.4の特徴
ID.4の最大の特徴としては、上記でも述べた通り電気自動車独自のMEBプラットフォームを採用したことにより車内空間をとても広く取れている点です。
車格はミドルSUVサイズですが、その車内空間の広さは大型SUVよりも広い車内空間を実現できています。
その理由は、ガソリン車はフロントにエンジンを積む必要がありますが電気自動車にはエンジンがありません。
必要なモーターやバッテリーは車体床下に敷き詰めることができますので、その他パーツ類はをフロントにすっきり集約し、ホイールベースも長く取ることができその分車内空間を広く取ることができるからです。
つまり、ガソリン車と比べて電気自動車は非常に少ないパーツで作ることができるので余分なスペースを使わなくて済むということです。
ID.4の航続距離
欧州値ではありますが、52kWhのエントリーモデルの航続距離が最大約342km。77kWhのスタンダードモデルが最大約520kmとなっています。
Q4 e-tron(77kWh)では、航続距離が最大約516km、充電性能も125kWの急速充電対応で5%から80%までの充電時間が約38分となっておりますので、おそらくそれと同じか近い数字となってくるでしょう。
エアコンなどを使用し高速道路走行でも十分走行可能な実用使いにあたり信用のおける数値である日本でのEPAサイクル値はまだ検証されていませんが、一日に300kmや400kmも走行することがない限り実用使いで十分な航続距離であるといえると思います。
グレードについて
VWへ問い合わせたところ、たしかな情報はまだ日本にて発表前なので定かではないが日本市場へ導入されるのは3モデルであるだろうという情報を入手しました。
バッテリー容量が52kWhで価格を抑えたエントリーモデル、Q4 e-tron同量のバッテリー容量77kWhを備えたスタンダードモデル、最上級グレードのGTXモデルです。
また、正確な発表については2022年夏頃に販売は秋以降になるとのことです。
価格について
価格についてもまだ発表前であり、円安が進んでいる現状なんともいえませんが、すでに車両価格が決定しており注文も受注開始しているAudiのQ4 e-tronの価格から推測することは十分可能です。
ご参考までにQ4 e-tronの車両価格とID.4の予想車両価格は以下の通りです。
【Audi Q4 e-tron】
・Q4 e-tron 77kWh 5,990,000円
・Q4 e-tron advanced 77kWh 6,620,000円
・Q4 e-tron Sline 6,890,000円
【VW ID.4】予想
・ID.4 エントリーモデル(仮称)52kWh 約5,200,000円~約5,500,000円
・ID.4 スタンダードモデル(仮称)77kWh 約5,900,000円~約6,200,000円
・ID.4 GTX(仮称)77kWh 約6,500,000円~約6,800,000円
日本市場ではVWよりAudiのほうが若干の高級セグメントという位置付けもあり、Q4 e-tronより少し価格を抑えて販売してくるだろうと予想しています。
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これから確実に自動車の電動化がどんどん進むと思われますので電気自動車を試乗して体感してみる価値は大いにあると思います。
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まとめ
海外車種を筆頭に日本車種についても今後ますます電気自動車のラインナップが揃ってくることと思います。
それと同時に、充電インフラの問題についても改善されてくるでしょう。
次の乗り換えでは電気自動車という選択肢も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
今回ご紹介した内容が少しでも皆さんのご参考になれば幸いです。
>>「見積もり価格!Audi(アウディ)の電気自動車!Q4 e-tronについて」という内容の記事にてQ4 e-tronの見積もり価格や補助金についてご紹介しております。良かったら一緒にご覧ください。
>>「ガソリン代値上がり!電気自動車って実際どうなの?メリット・デメリットをご紹介」という内容は下記記事にてご紹介しております。良かったら一緒にご覧ください。
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